えんだより4月号

4月を迎えました。自然界は森を潤し太地を潤す雨がしっとりと降り、例年どおり木々の新芽が萌えだしました。太陽も揺るぎなく空からふり注ぎ、セミ衣のような葉脈を浮き彫りに透かしています。世の中が落ち着かなく日々悪化していく中では「例年とおり」に安心するのです。
 保育園は4月1日に入園式を執り行いました。新入児の保護者だけと、参加は制限された中でしたが、一人一人の親子を紹介し、担任を紹介し園での暮らしぶりを紹介しみどり保育園のいつもの姿をお伝えしました。
 今年の新入園児全体で27人です。ひよこ組(0才)は15人(女児9人・男児6人)1歳児が2人(男児2人)2歳児は6人(女2、男4人)3歳児は3人(男児3人)4歳児は1人(男児) 0歳児は15人中10人が兄弟組という特徴もあります。送迎時にはニコニコ顔で遊んでいた子でも、この時期のママやパパとの「バイバイ、あとでね」」にはおいて行かれる不安感から大泣きしてしまいます。
それが子どもの当たり前の成長なのですが、我が子の泣き声に、ママは切なくなりママは泣き顔になって、涙をぬぐいながら園を後にする姿もあります。この風景はいつもの4月のごたごた期の光景です。繰り返される光景なのです。あんな小さい身体をばたつかせて泣きじゃくり「この場所じゃない!」「あんたじゃない!」と、しっかりと自己主張する姿は、とても、たくましく、大切な姿なのです。
 さて、一方、弟や妹たちが入園してきたお兄ちゃんお姉ちゃんたちの心境にも変化が見えています。入園するまでは、心待ちにしていたはずですが、激しく泣く姿に不安を抱き急に自分までも不安の連鎖で大きく動揺していまうのが兄弟です。家では「大丈夫だから」「もうすぐ泣かなくなるから、心配しないで」などと安心させることばかけ、お願いいたしますね。とはいえ、今はごたごた期、どの子の心の中にも進級した不安や人見知りは多少あります。だから、後退現象が見られる時期でもあります。子どもたちも頑張っています。
 コロナ騒ぎに巻き込まれないよう、安定した環境の中でいつものように変わらず子どもたちを人として尊重し、保護者の皆さんと子どもの成長を喜べるように頑張ります。コロナ騒ぎが落ち着くまでは、家族で検温は続けてください。  園長石川